海と空の繋がり


『お腹すいた。なんか買いに行こうかな。』


海の近くにはコンビニがあり、お昼ご飯を買いに向かった。


「いらっしゃい。海、見に来たの?」

『うん。朝からずっと居るよ。』

「朝から?名前が海ちゃんなだけあって、好きだね。」

『うん!』


この海に来ては必ず寄るコンビニなだけあって、店員さんともすっかり仲良くなっていた。


サンドイッチとカフェオレを買い、また砂浜に戻る。


サンドイッチを食べながら、私は昔の事を思い出していた。


6年前、初めて空と会ったのは新入社員だけの飲み会。


まだ22歳だった。
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