海と空の繋がり
『ねぇ空、私達もう離れる事はないよね?』
「うん、もう絶対離れない。」
もし空が戻ってきてくれたら私は話そうと思っていた事がある。
『私、1つだけ空に隠していた事があるの。』
「うん?何だろう?」
『私、空の子供を流産していたの。』
「えっ!?」
そう、それは別れる前に私が倒れた時。
目が覚めて店長さんに言われたんだ。
「あなた妊娠していたのね。でも、残念だけど流産してしまったの。」
って。