海と空の繋がり


2人きりの車内で真横には彼がいて、その近さに少しドキドキ。


そっと彼に視線を向けると、横顔もまた綺麗。


「海岸沿いをドライブしようと思うんだけど、いいかな?」


不意に話しかけられ、一瞬目が合う。


ドキン


やっぱり私、緊張しているみたい。


「海ちゃん?」


咄嗟に下を向いてしまったから、彼がまた声をかけてきた。


『あ、うん。いいよ。』


私、こんなんで今日1日もつのかな?


こんなにドキドキしてて、大丈夫?
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