余命5年と言われて(膠原病)
やはり数値だけでは心配になるので、たまには検査をして欲しいと思っていたので、少し安心した。
心電図と心エコー、肺のレントゲン。
特に異常はないみたいだ。
しかしこの医者は前の医者とまったく正反対で、検査好きなのである。
診察は3ヶ月に1度というか、10週間に1度なので、2ヶ月半に1度ということになる。
その度になんらかの検査をする。
最初の頃は必要なんだと思い、言われた通りに受けていた母親も、最近キレた。
「検査ばかりしてると被爆する。そっちの方が怖い」
確かに。
しかも肺のCTを撮ったときに、結核のニセモノと言われる非結核なんとかという病気の疑いがあると言い、毎回撮るのである。
その病気の症状として、激しい咳や痰があるはずなのだが、それがないのだ。
「咳や痰が激しくなってからCTを撮ればいいのではないですか?」
と私が言っても聞いてくれない。
この先生は検査好きというか、検査しないと何もわからないし、検査しても何もわからない医者なのだと思った。