余命5年と言われて(膠原病)

どんな手術だったのかはわからないが、息をするのも来るしそうだ。
パニック発作でも出たのだろうか。


「痛かったの?」
と聞いてみた。


「痛かった〜」


「パニック出たの?来るしそうだけど」


「心臓が悪いの」


うわ。
心臓悪いならこんな病院じゃなくて、大学病院で手術すればいいのに。
母は大丈夫だろうか?


おばあちゃんが戻ってきた。
「全然痛くなかったよ」


強いな〜。
母も戻ってきた。
ハァハァと肩で息をしている。


「痛かった?」


「痛かったー!」


肺高血圧症には、目の手術も負担になるのだろう。
下手したら死ぬ可能性もあるかもしれない。
かといって放置することもできないし、膠原病の主治医には許可ももらっている。


何かで調べた時に、大手術は出来ないと書いてあった気がする。
手術が必要な病気になったら……。
治すことは諦めるしかないということなのだろうか……。


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