余命5年と言われて(膠原病)
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眼科へ。
眼帯はこの時まで外せない。
しかし、結構思ったよりはひとりで歩けるし、介助も必要なかった。
眼帯を看護師にとってもらう。
「うわーすごく良く見える!」
ステロイドの入った目薬や、抗菌の目薬を2ヶ月くらいささなければいけないらしい。
サングラスも外に出るときはずっとしていなくてはならない。
帰りに、あまり無理をしてはいけないけど、途中に桜の綺麗な場所があるので、そこで少しだけ桜を見る。
「世の中ってこんなに明るかったのね。何もかも見え方が違う。70年以上損した」
わたしが普通に見えてる世界と、母が見てきた世界は、全く違うものだったのだろう。
良く見えると言っても、0.02が0.1に上がっただけなのに。
今までよく歩けたなーと反対に感心してしまう。