余命5年と言われて(膠原病)
12/24
わたしひとりで膠原病の先生と会う。
ひとりで膠原病の外来の診察室に入るのもなんだか変な気分。
「歯を抜かなくちゃいけないんですよ。年明けすぐにでも」
「今日すぐには書けませんけどね」
「今日じゃなくてもいいんですが」
「明日の朝までに書いておきます」
「お願いします」
普通は10日くらい待たされる。
名医とは言い難い先生だが、何かと融通はきく。
気難しい医者だとこうはいかないのだ。
「普通は歯科の方から書類が来るんだけど」
そうだった。
でも、私が先にお手紙を早めにもらっておきたいと歯科医に言ったのに、そうですね〜と言うだけで何もしてくれなかったのだ。