余命5年と言われて(膠原病)
「それは呼吸器科ですね。明日きてもらえますか?」
また妹に電話。
「呼吸器科に来いって。明日。でもお母さん、もう歩けないかも」
「明日、旦那が休みだから行くよ」
「お願い」
母親はもう抵抗する元気もなくなっていた。
その日の夜中。
「ハァハァ。苦しい」
「お母さん大丈夫?」
どうしよう……。
だんだん呼吸が荒くなってきた。
もう救急車を呼ぶしかない。
明日まで待てない!そう判断して私は救急車を呼んだ。