余命5年と言われて(膠原病)
数日後、漢方科で診てもらうことになった。
漢方科では、手の表面のレントゲンみたいなものを撮ったらしい。
漢方科の診察が終わったらまた総合診療科に来てくださいと言われていたので、その日のうちに総合診療科へ。
総合診療科にも、手の表面のレントゲンが渡されている。
「レントゲンでね、膠原病じゃないんだけど、膠原病に似たような反応が出たんですよね」
「はぁ」
なんだ?それは?
「膠原病はだいたい五つくらいの種類があるんだけど、そのどれにも当てはまらないのよね〜どうしよっか?」
どうしよっかって言われても……。
「膠原病じゃないと思うけど、リウマチ科に行ってみますか?」
「はい」
結局わからないんじゃないの?リウマチ科に行ってもたぶんわからないと言われるだろうけど、他に方法もない。
またリウマチ科を予約して帰った。