余命5年と言われて(膠原病)
実は、入院前の7月から2年間の出来事がほとんどわからないのである。
それはその間まったく日記どころか、手帳にも何も書いてない状態。
それほど、その2年間というのは大変だったのかもしれない。
2010年の9月から2012年の8月までのことは思い出しながら書くしかない。
退院してからの通院は、はじめは2週間に1度。その後は3ヶ月に1度になった。
当時の血液検査は、結果が出るまでに2時間かかった。
診察時間の2時間前に、血液検査を済ませなくてはいけない。
血液検査が済むと、売店に行きパンとジュースを買う。
ステロイドで食欲が異常にある母親は、毎日10時と15時にオヤツを食べないと、お昼ご飯や夕食まで持たないのだ。
売店の近くでオヤツを食べ、診察時間が近くなるとまた外来へ戻る。
最初は車椅子で行っていたが、次第に歩いて行けるようになった。