《番外編》幕末にゃんにゃん2





「なんだ、そんなことか……。非番は今日だけじゃないし、気にしなくて良いよ」




安心させようとしてくれているのか。総司は、優しげに笑った。




『ありがとう総司……。昨日巡察だったでしょ?私は良いから休んで?』




「病人が気を使う必要ないよ」




『でも』




申し訳ない。




「わかったよ。休むからそんな顔しないで」




『……そう……じ……。なんで布団の中に入ってきてるのかな?』




私の寝ている布団の中に、何の躊躇もなくさも当たり前のように総司は入ってきた。




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