溺愛レッテル
「はくしゅん!」

「なに有理、風邪?」

「ふぁあ…やっぱり水遊びはまずかったのかしら」

「は?」


男二人の論争も知らず、私はティッシュを求めてバックをあさっていた。

さっきジュースを拭き取るのに全部使ってしまったかも。

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