溺愛レッテル
何かを隠されている気がする。
何だろう。

「ねぇ、なんか隠して…え」

階段を下りている途中に口を開いた、次の瞬間。

背中に圧迫を感じ、一瞬体が浮いた。


誰かに、押された。

「…有理!?」

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