溺愛レッテル
「そんでさ、出された課題の期限が近いから、家に持って行ったほうがいいかなぁと思って」

「私に行けって?」

「どうせ行くつもりだったでしょ?ついでに頼むよ」

確かに、こういうとき普通『彼女』なら見舞いのひとつでもしに行くものだろう。

完全に頭からなかった。

< 140 / 150 >

この作品をシェア

pagetop