溺愛レッテル
それからしばらくは、この上なく幸せな生活だった。

以前から思っていた優しい彼の性格はそのままに、意外と変なところがあることを知ったり、と、一緒にいることで更なる好意を持った。

中学3年にして一生分の幸福をかき集めたようだ。
そして、永遠に続くかもしれない。
そうも考えた。

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