溺愛レッテル
協力した私も私だけれど、あんな奇抜な考えを提案してくるくらいだから、ろくでもない人だとしか思い得なかった。

それなのに、今の彼を見ていると、全くそんな気がしない。

この人がこんな『計画』を企てたのには、単なる女避けでなく、もっと別の理由があるのではないだろうか。

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