溺愛レッテル
立ち尽くしてぼーっとしていると、窓の外の音に混じって、足音が聞こえてきた。
誰かと思って、春彦は悪態をついたような姿勢を元に戻す。
「…!」
現れたのは、高橋嶺だった。
「?」
春彦に気付いた嶺は、いじっていた携帯電話をしまうついでに、ポケットに手をつっこんだ。
誰かと思って、春彦は悪態をついたような姿勢を元に戻す。
「…!」
現れたのは、高橋嶺だった。
「?」
春彦に気付いた嶺は、いじっていた携帯電話をしまうついでに、ポケットに手をつっこんだ。