恋する人のための7つのラブストーリー
だから私はここまで
諦めずにやってきた。

私は人と接する事が
嫌いだったけれど。

こうなってしまったのは
ある事件がきっかけだった。


小学生の頃
私の母が死んだ。

苦しい、苦しいと
何度も叫びながら
母はこの世を去って行った。

その日から
いつものツインテールが出来なくなった。

何度も挑戦して
母がいつもしてくれるように
結んだ。

けれど出来なかった。

母はもういない。

誰も
何もしてくれない。
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