恋する人のための7つのラブストーリー
現実と空想
アリス、アリス、アリス…。
訳が分からない。
どうしてアリス?
誰かの名前?
だとしたら
誰の名前?
「ねぇ、会長。
会長なら分かってくれるよね?
この子はアリス。
そうでしょ?」
七海君は教室のドアに
一番近い席に座っていた
女子に話しかける。
確かこの子は…。
「そうね。
七海君がそう言うなら
この子にはアリスの素質があるのかもしれないわね」
アリスの素質…?
どういう意味?
全然分からない。
訳が分からない。
どうしてアリス?
誰かの名前?
だとしたら
誰の名前?
「ねぇ、会長。
会長なら分かってくれるよね?
この子はアリス。
そうでしょ?」
七海君は教室のドアに
一番近い席に座っていた
女子に話しかける。
確かこの子は…。
「そうね。
七海君がそう言うなら
この子にはアリスの素質があるのかもしれないわね」
アリスの素質…?
どういう意味?
全然分からない。