イケメン御曹司の秘密
「そんな事、私が頼めるわけないじゃない」
「・・・」
やっぱり、そっちの人ですか?
店長。
「隼人、あれ、追い出して」
「・・・俺が・・・?」
明らかにいやそうな顔をする。
軽く睨むこと、数秒。
仕方なく、頭を掻きながら、彼女たちの方に向かう。
「何か、用?」
冷たくそう切り出す。
「かっ・・・買い物を・・・」
急に話しかけられ、慌てふためきながら、どうつぶやく。
「何、買うの?」