私がこの世から消えた日




ふと…

目を開けると


そこには
石原がいた…




「大丈夫か?よく眠れた?」
優しい声で私の触れない髪を撫でながら
石原は呟く


「…怖い…夢を見た…皆が…泣いてた…私…人を…苦しめちゃった…」

私の頬に涙がつたう


「…!!!!違う!お前が一番苦しいんだ!!お前がこれ以上苦しむのを皆望んでない!!…だから、お前が苦しまなくていい…」


私の触れれない体を
強く…強く…
抱きしめた…


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