二周年記念小説
君が待つ家に『先生×生徒+BL』
ある日の昼休み、
廊下で会った政次が
何も言わずポイッと
投げたのは
マンションの合鍵だった。
それまでは、最寄り駅で
待ち合わせをして
政次の車で
行っていたマンション。
なのに何故今、僕に
鍵を渡したのだろう?
政次と鍵を交互に
見ていたら、声にはださず
"家で待ってて"と
唇が動いた。
そっか、
そういうことか!!
今日は職員会議があるって
学校に来る前の
メールに書いてあったのを
思い出した。
僕も声に出さず、
"分かった"と伝えて
教室に向かった。
廊下で会った政次が
何も言わずポイッと
投げたのは
マンションの合鍵だった。
それまでは、最寄り駅で
待ち合わせをして
政次の車で
行っていたマンション。
なのに何故今、僕に
鍵を渡したのだろう?
政次と鍵を交互に
見ていたら、声にはださず
"家で待ってて"と
唇が動いた。
そっか、
そういうことか!!
今日は職員会議があるって
学校に来る前の
メールに書いてあったのを
思い出した。
僕も声に出さず、
"分かった"と伝えて
教室に向かった。