二周年記念小説
∮三年後∮


僕は無事に卒業し
今日は結婚式。

在学中にお互いの
両親に挨拶に行った時は
本当に大変だった
得に父親達が……

だけど、今は
認めてくれてるみたいだ。

母さん達は
最初から普通だった。

「あらそぉ」

反応はその程度。

形には残らないけど、
二人が夫夫(ふうふ)と認め合えば
きっと、その瞬間から
夫夫になれるんだと思う。

「幸せになろうな」

「うん」

母さんや父さん達しか
居ない小さな小さな結婚式。

指輪交換をして、

誓いのキスをした。


END
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