私の片思い
「あっ…そうだ…忘れてた!」


一緒に荷物を入れてたら、光一くんが当然立ち上がる。

「…?」

何か入れ忘れてたっけ?

大体、必要のものは入れたつもりなんだけどな…

寝室から、何やら手にいれ取って戻ってきた光一くんは、なぜか笑顔だ。


「ジャーン!これを忘れたら、生きていけない」


そう言って、手に見せてのは…


「ゲームですか…?」

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