【続】朝の旋律、CHOCOLATE




「ねぇ明日、真ちゃん来る?」

「さぁなあ。何も言ってこないから来ないんじゃないか?」



金曜日の、夕方。

いつものように、私は旋盤を回しながら。

図面を見つめながら工具を選ぶ哲に話し掛けた。



あんなに心配だった、哲との新しい関係は、思ったほど不安定ではなくて。

…ちょっと…思ったより変態だったけど…。


…………………

…ああ!いやいや!
受け入れられない程じゃないんだけどね?




「新しい女でも出来たかもな」

「…また?」



真ちゃんに、彼女かあ…

きっとまた、胸の発達の素晴らしい、ヒョウ柄の似合うような人なんだろうなぁ…。


……怖いなあ…。



どこで見つけてくるんだろうなあ…ああいう女の人。




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