私の彼氏は××
大丈夫
先生side

「きりーつ、礼。」
「ありがとうございましたー。」
授業終わりの合図をして、授業が終わる。生徒達は、席を離れて各自好きなことをしている。
俺は、さっさと教室を出た。別に次の授業
はないから、ゆっくりしてもいいんだけど、早くこの教室から出たかった。なぜなら、俺は、この授業の終わりの光景が嫌いだからだ。高校生…っていっても、しょせん子供。俺はガキがキライなんだよ。
「告白でしょーッ!!」
耳につく言葉が聞こえた。普通なら無視するレベルだが、珍しく気になったのでもう一度教室に戻ってみる。その声は、成績のイイ宮白夏衣と、成績の悪い久野結だった。デコボコもイイトコなコンビだ。おかしくてフッと笑ってしまった。
俺は2人のところへ行った。そして、
「おーいっ、久野ー。」
に、話しかけた。基本的に、バカなの好きじゃないんだけど。でも、コイツはただのバカではなかった。
「んー?とりあえず、来て。」
「え!?わ、分かりました。」
俺はぼそっと
「理科ができるバカ。…面白すぎだろ。」
と、呟いた。
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