静かな涙【完】
学校の駐車場へ向かって走る…




なんて言おう…?




【やっぱり後悔してる】




かな…?




それとも、【お姉ちゃんと別れて】



かな…



私はぐるぐると回る思考の中で、真っ白な浩司さんの車を見つけた。




『…こっ…浩司…待っ…』







私の身体はその場にたたずむ…




そこには…



お姉ちゃんと浩司さんと…



お姉ちゃんの元担任の先生が仲良さげに話していたんだ…




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