静かな涙【完】
それから、なんだかんだ言いながら、
くだらない事や世間話をしていたらあっと言う間に時間は過ぎて行った。







『送るよ。』






私達は、夕陽を背に向け並んで歩く。





私の家まで、後5分程でつく頃、宮崎君が立ち止まった。




『ねぇ…
俺達、もう一度…やり直せないかな…?』





宮崎君の言葉にドキッとした…。





宮崎君は好きだ。
でも…
恋愛感情ではないんだ…




中途半端な気持ちで付き合うとまた傷付けてしまう…
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