静かな涙【完】
楽しげなカップルと沢山すれ違う。



やっぱ、家に篭っておけばよかったかな・・



ふと横を見ると小さな可愛らしいお店が目にはいった。



キーホルダー・・。


二人の天使がキスをしていている。



ふと手に取ってみた。『可愛い・・』
ぽつりと呟いて二つ手に取る。



『これ、下さい。』




店員さんは、クリスマスだからと言って可愛い小箱に入れてくれた。




もう一つは自分のバックに付ける。




日が大分沈み、ネオンが街をクリスマス色に染めて行った・・。

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