静かな涙【完】
浩司さんか…



私…



もうあの時の様に呼べないのかな…




――――――――
―――――



私は家路に着く…




珍しく共働きの父と母が二人揃って家にいた…




『お帰り~真弓。ご飯出来てるわよ。』




『はぁい』



私はもぞもぞと靴を脱ぐ…




『早く着替えてらっしゃい』




『はいはい…』



なんか妙にお母さんのテンションが高いな…



何かあったのかな…



私はそう思いながら、家着に着替えて、リビングへ向かった。

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