静かな涙【完】
「…真紀子さん…僕と結婚してくれませんか…?」



そう…



俺が取れる責任はこのくらいしかないんだ…








『……えっ……今何て…?』





真紀子さんはビックリした表情で僕を見た…






「真紀子さん…落ち着いたら結婚しましょう…
僕が…全力で貴方を守りますから…」







『………』







『…それ…本気で言っているの…?』




そう言って、真紀子さんは驚きを隠せない様だった…





嫁入り前の身体で…





きっと、こんな身体になって結婚なんて出来ないと、
思っていたのかもしれない…





『で…でも…真弓は…』







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