椿山亜季人の苦難日記
―翌朝
「…千歌、ホントにそれを渡すの?」
日和は苦笑しながら尋ねた。
「おぅっ、もちろんだ!」
ケーキは、形こそ良くないが、失敗したと言うわけではなかった。
さすがに色彩感覚に優れた千歌のこと、
センスよくラッピングされた
異様なほど、でかい箱。
「1ホール全部渡しちゃうの!?」
「おぅっ!緊張するっ!」
玄関に、でかい男の姿が見えた。
「…千歌、ホントにそれを渡すの?」
日和は苦笑しながら尋ねた。
「おぅっ、もちろんだ!」
ケーキは、形こそ良くないが、失敗したと言うわけではなかった。
さすがに色彩感覚に優れた千歌のこと、
センスよくラッピングされた
異様なほど、でかい箱。
「1ホール全部渡しちゃうの!?」
「おぅっ!緊張するっ!」
玄関に、でかい男の姿が見えた。