椿山亜季人の苦難日記
放課後、副担任の先生に呼ばれた。

たぶん、明日のホームルームのことだろう。

気乗りしないなぁ…はぁ。

ホームルームが嫌なんじゃなくて、

先生と会うことが、です。



よっぽど慣れていないと、
若い男の人と話すのは、苦手だから。



副担任の、吉原 忍(ヨシハラシノブ)先生。

大学を出たばかりで、まだ若い。それに、かなり背が高かった…かな?


まだ、2・3度程しか見たことがないから、よく分からない。


最初の印象では、かなり落ち着きのある人のようだった。


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