Again -もう一度恋して-


「手違いですか?」



そう言いながら副社長はこっちを見た。


「副社長、私に何か言いたい事でもありますか?」



「何もないですよ。今の所はね……」


やたらとニコニコ顔でこちらを見ている。
有利に立てたとでも思っているのか。
副社長が間違いなく関わっている事は分かったが今は証拠がない。



確かな証拠がない限り疑いを口にするべきではないだろう。


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