Again -もう一度恋して-


「うん、シャワーを浴びたくて」



「身体、動かないんだろう。
連れてってやるよ」


颯ちゃんは、さっと私を抱き上げて浴室まで連れて行ってくれた。



「颯ちゃんありがとう」



えっ!?
颯ちゃんは一緒に浴室の中まで入って来た。



「あの……颯ちゃん?どうして……」



颯ちゃんはシャワーを出して私の身体にかけ始めた。



「ねぇ、これぐらい自分で出来るよ」



「いいから、大人しくしてて」



< 207 / 449 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop