Again -もう一度恋して-
彼は私のシャワーが終わると自分もさっとシャワーを浴びて私の身体をバスタオルで包んだ。
腰にバスタオルを巻いた颯ちゃんは、また私を抱いてベッドに戻った。
ベッドに下ろされてから着替えがないのに気付く。
「颯ちゃん、私のバッグの中に着替えが……」
隣の部屋からバッグを持って来てくれた。
「着る必要ないと思うけど。
ずっと、そのままでいればいいじゃん」
「え!?」
「どうせ、また後で脱ぐことに、なるんだから」