Again -もう一度恋して-
酔いつぶれてしまったお父さんを部屋に連れて行ったお母さんが戻って来た。
「真奈美の部屋に布団敷かせてもらったからね」
「うん」
「母さん、望月さんの布団、俺の部屋に敷いといてよ」
「えー、今お父様の部屋に敷いてきちゃったわよ」
ブツブツ言いながも、お母さんは斗真の部屋に敷き直しに行った。
「姉ちゃん望月さんがお風呂から出てきたら俺の部屋で寝る事になったって言っておいて、じゃあ俺は部屋に戻っているから」