Again -もう一度恋して-


「うん、何か飲む?」


冷蔵庫の中に入っていたミネラルウォーターのペットボトルを出して渡した。



「颯ちゃん今日は斗真の部屋で寝てね」

「さっき、おばさんがおじさんの部屋って言ってたけど」



「斗真がどうしてもって言うからお母さん斗真の部屋に布団敷いたから」



「分かった」



「急に仲良くなったんだね」


「斗真君とは気が合うみたいなんだ。
そろそろ行くな」

折角、二人っきりになったのに、もう行っちゃうの?


「あっ、待って颯ちゃん!!」


「ん?」


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