Again -もう一度恋して-

さっきまでこんな事になるなんて思ってなくて……。



それに中林さんは勝手に電話を切ってしまうし……。


本当は直ぐにでもかけ直した方がいいって分かっているけど怖くてかける事が出来なかった。



「真奈美、大丈夫？ヒロ謝りなよ」



「ちょっと、やり過ぎだったかもな悪かった」


中林さんは謝ってくれたけど声が出てこなくて軽く頷いた。


帰ろう。




家に帰ってから気持ちが落ち着いたら颯ちゃんに電話しよう。