Again -もう一度恋して-
新社長の就任
目覚まし時計のアラームが鳴った。
重い瞼を開ける。
「うーん」
ベッドの中で大きく伸びをした。
起きて階段を降りてリビングに入って行く。
「おはよう」
「真奈美、起きたのね」
いつも、いるはずのお父さんと斗真が居なかった。
「あれ?お父さんと斗真は?」
「お父さんは会議、斗真は大学で何かあるみたいでさっき出かけてったわ」
「ふ~ん、そうなんだぁ……」