Again -もう一度恋して-




会社に戻り社長室に入るとノックがあり。


「社長、岡崎です」

「どうぞ」


「先ほどは、感情的になって失礼な事をすみませんでした」

「いや……」


「社長、白石さんは辞めなくてもいいんですよね?」


「話しは、つけてきた。
辞める必要はないと伝えてくれ」


「分かりました」


一礼して彼女は出て行った。


携帯電話が鳴り槇田かすみの名前が表示された。


《はい》


《この間の件で、お電話しました》


《どうするか、考えてくれましたか?》


《はい、颯太さんに言われて良く考えて決めました。
それで―――」



< 370 / 449 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop