Again -もう一度恋して-


「私も琴美と中林さんが恋人同士になったらいいなって思います」


「真奈美ちゃんがそう言ってくれるとなんか心強いな。
これからも琴美の事を頼むね」


「はい」


「僕達も、あれに乗ろうか?」


「えっ」


「行こう」


「本当に、乗るんですか?」



「ほら、行くよ」


お兄さんに手を引かれて乗り場に行くと。
ちょうどボートから琴美と後輩君が降りた所だった。



「お兄ちゃん達も乗るの?」


「ああ、しばらく待っててくれ」



「分かった。
真奈美、後でね」


「うん行って来るね」


< 392 / 449 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop