Again -もう一度恋して-
「斗真には、そのパーティーで紹介したい人がいるから、どうしてもって頼まれたのよ」
「そうなんだ……」
「そう云う事なの。だから真奈美は気にしないで気軽に行けばいいの。ね?」
「お母さんがそう言うならいいのかな……」
何かおかしいって思ったのは私の考えすぎだったのかな……。
「あっ、お店に行かないと何も無かったんだったわ。
真奈美、後で買い物に付き合ってくれない?」
「いいよ。
行く時になったら声かけてね」
とりあえず、自分の部屋に戻ろう。