Again -もう一度恋して-
颯ちゃんと私が必要以上に係わるのは良くないよね。
「あの~社長?私なんかとプライベートであまり一緒に行動するのはどうかと……」
クスッと颯ちゃんが笑った。
「それで断ってるつもり?
だったら、今からの事は仕事と云う事にすれば問題ないだろう」
「でも……颯ちゃんの立場が……」
ノックの音がして岡崎さんが入って来た。
「社長、お車の用意ができていますが」
「これから出るとこだ」