Again -もう一度恋して-

この大きいお屋敷でお母さんとぼくは住む事になった。


ある日、知らない男の人が来て、今日からぼくのお父さんだって言ったけどおかしいよ。
ぼくのお父さんは、ちゃんといるんだから―――。


おじいさんって人がお父さんはぼくとお母さんを捨てたって言った。



そんなはずない。
そんなの信じないよ。



でも、いつまで経ってもお父さんは迎えに来てはくなかった。
だから、本当に僕とお母さんの事を捨てたんだって思った。