戦国奮闘ものがたりっ!
「…ふむふむ。なるほど。」

「だから、あの力を使わなきゃならん状況になる前までには…過去と未来を変えてこい。」

「はいはーい」

「はいは一回!」

「はい!」

「うむ…して、幸。向こうで誰のもとに行きたい?」

「誰のもとって?」

「向こうにいっても村人の前に落ちたって過去未来を変えるに時間がかかるだろ。手っ取り早く武将の近くとか。」

「ははぁ…。うーん。でも私戦国時代の人の名前…知らないよ?」

「…てきとうに歴史人物言ってゆけ。」


「サヘラントロプスチャデンシス!!」

「古い」

「推古天皇!」

「なんでそれがわかって戦国時代の者がわからん。違う。」

「卑弥呼!」

「違う。」

「えっとー…うーんと…なつめそーせき?」


「違う。新しすぎる」


えぇ~~!!えっと、他に知ってるのは~~?
あ!



「もっ、森蘭丸!!!」





どっ、どうせ違うんだろ!知ってるんだからな!
ホモやろ、
「ほう、よくその名を知ってたな。関心した。」

「え゛?」


「森蘭丸か。ふむ、織田信長の小姓でもあるし、悪くない位置だな!決定だ!」


「やっ、やだやだやだぁぁあ!!」

「何をいっておる。我が儘いうでない。」


「わっ、わがままじゃないもんんん~~!!」


「大丈夫。
お前なら大丈夫だから。」


「かっ、かみざま゛ぁ゛ぁあうわぁぁあ゛ぁんいやだぁあ!!」

















「さぁ、選ばれし者よ。過去を、未来を変えてくれ。」


辺りはさっきとは違う、ピンク色の光に包まれて…





私の記憶は途切れた
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