戦国奮闘ものがたりっ!
、数分ほどてくてくあるくと美人さんにここでとまってください。と言われたので止まる。
障子を開けるおとがして思わずビクッとなってしまう。

「…ふふ、そんな怖がらないでください。大丈夫、ここは私の部屋ですから。」


「はっ、はい…」

美人さんのへや…気になる…!!


パタン、と障子を閉める音が聞こえたと思ったら目隠しの布がとれた。


「長い間目を隠していただいてありがとうございます。もういいのでとりますね」

ふぉおお…やっと光が…太陽の光が眩しいぜ…!


「さて、本題に入りましょう」

ニッコリ、と笑う美人さん。


「あなたの名を教えていただけますか?」

「野崎幸です、サチは幸せの幸です!」

「幸せの…、いい名ですね。」

「貴方は?」

ずっと美人さんって(心の中で)呼んでたけどこの人も名前はあるんだしね!失礼だもんね!


「私の名は…。」


「失礼いたします!!!大変でございます!お館様の食事に毒が入っていた用で…」

「なに?お館様は無事なのか!?」

「はっ!毒味係が異変に気づいたので無事でございます!」


「そうか…。では私は一度お館様のもとに行ってくる。」

「はっ、失礼いたしました」



なっ、なにがなんだっていうの…!


「幸様」

「ふ、ふぁい!!」

「申し訳ありません、緊急事態が発生いたしまして…。少しの間、ここで待ってていただけませんか?」

「わっ、わかりました!…あの、でも」

「なんでしょう?」

「私、空から降ってきたんですよ?
…怪しいじゃないですか…。そんな私を一人で置いといていいんですか?」


「…私は、貴女がくの一だとか、怪しいものにはどうも見えないので…」


「えっ!?」


美人さん…


私のこと信じてくれてるんですね!!


心がじーんとす、
「門番の前にふってくるなんて間抜けなくの一、聞いたことありませんので」




意地悪そうに笑う美人さん。




まっまぬ、!?モシカシテ…




「ば、ばかにしてます?」

「クスクス、いえ、そういうわけでは…ではそろそろ行ってきます。

お利口にまっててくださいね?」


ぜっ、絶対馬鹿にしてる…!!!

あの美人さん意地悪だ…!!
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