戦国奮闘ものがたりっ!
「えっとぉ~、あの~…」


私がごもっていると目の前の可愛い人は不思議そうに首を傾けた

前髪が傾けた方にサラッと流れる。

「う~んと、えっと…あのぅ~…」

こんな可愛い人に
「空から降ってきました☆」
なんていってキモがられたくない。


何て言お、
「ごめんなさい」


「…へ?」


な、ななななんで!?なんかした!?


「…そこまで悩ませるつもりじゃなくて…ごめんなさい!」


…可愛い方…!!!いい人や…!!

「あやまらないでくだざいぃ゛い!!」

「…でも、」

「ほんっと、もう私が謝るべきなんですよ!逆に!ごめんなさい…。」

本当悪いことしてる気になる

…いや、人のお家(お屋敷?)にはいってるから悪いことなんだろうけど。

「…」

「本当ごめんなさい…私みたいなブスがあなたを謝らせてしまって…」

やだもう泣きたい

「あの、」

「はい!!」

「謝らないでください、元は私が聞いたんですし…」

「…でも」


「…謝る代わりに、ひとつ条件を出させてください」


じょうけん?


`おっほっほっほ!!足の裏おなめ!´
とか
`このブス!!汚い顔洗って出直してきなさい!´

…てきな?
いやいや、この可愛いかたがそんなひどいこと…

「私と、お友だちになってくださいまし」
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