センセイ中毒。
3回目の補習。
そろそろバカが定着されたのだろうか、いきなり小テストをするようなことは無くなった。
「まず、これ解いてみて。」
「.....はい」
先生、かっこよすぎだし。
問題文読むのですらドキドキだし。
またバカだと思われちゃうじゃん。
お願いだから、私の傍で解くのを待たないで。
「だめか?」
「.....いや、はい」
「一緒にやろう」
先生、生徒が先生に恋するのはダメなこと?
ダメじゃなくても、迷惑なことでしょ?
我慢しなきゃね。
「そんな難しそうな顔すんな。ゆっくりやればできる。」
「はい...」
先生、ごめんなさい。