空の下の約束
5月の晴れた日は風が気持ちよく感じる。


海岸には遊びに来たであろう親子。


犬の散歩やウォーキング。


この穏やかな休日を有意義に皆過ごしてる。


そんな光景を砂浜に座ってみていた。


「幸せ…」


口に出して呟くと、心の中で思い切り否定した。


別に私は幸せを望んでなんかいない。


物心がついた時から幸せなんて言葉考えた事もないし。


目の前にイタズラに砂の山を作っていた。
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